長岡造形大学情報リテラシー論

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位置情報で激変の生活習慣

情報リテラシー論第8回

 

位置情報を提供するGPSは、戦争が終わったから一般に人々が使えるようになったらしい。

私達は、スマホの登場で色んなことが簡単にできるようになったが、その中でも位置情報を使った地図としての機能はとても大きい影響を与えたと思う。

私的には視覚デザイン学科として、当時、視覚的に位置を把握できるというのは

"デザイン"だなと感じた。

 

 

位置情報といえばGoogleは、ユーザーが位置情報をオフに設定していても、位置情報を取っているらしい。何か陰謀があるのだろうか?

 

要は、個々が、どこまでを個人情報と捉えているかで、位置情報への考え方がかわるのであろう。

 

 

Googleでお店を検索すると、1番上にGoogleマップの検索結果が出てくることが多い。そこをタップすると、写真やレビューなんかも見られて、お店のことを詳しく知ることができる。それはGoogleがまとめている情報だ。お店自体のホームページより先に、それが出てくるのだ。店のオーナーは、自分のホームページより先にGoogleによって提供される情報をよりよくカスタマイズする必要があるのかもしれない。今はGoogleさえあればお店に辿り着ける時代なのだ。

 

以上。

 

多様な連絡手段のインフラ化

情報リテラシー論第7回

 

  

Gmailは迷惑メールに強いのでGmailをプラットホームとして、他のメールを受けられるらしい。

Gmailは迷惑メールを自動で判断し、迷惑メールフォルダに振り分けてくれる。その判断基準はユーザーの報告数によるのだが、それはつまり本当にそのメールが欲しい人のところに、届かない場合があるということだ。

 

 

 

 

Amazon Alexaチャットという、音声を録音し送信すると同時に、文字にも起こしてくれるチャットがあるようだ。

音声を送りたいという希望をどれだけの人が持っているかはわからないが、

あまり需要はないように私は思う。

人々がどれだけ文字を書かなくなったかが、

文明を通じてある種の退化を感じた。

だが様々な連絡手段が、人々の生活の基盤になってきたとも感じた。

 

以上。

キュレーションが必要な訳

情報リテラシー論第6回

 

資料によると日本人の半数は、製品・サービスについて購入前によく検討をしないようだ。

騙し放題で、詐欺も成り立つのである。

購入する前に必ず似ているものを比較したり、他人のレビューをみたりしてよく検討する。

 

しかし、「比較してみた」という記事やブログ、そしてレビュー欄で支持されているレビューなどを見ているのだ。つまり、キュレーションされたものが自分の判断を手助けしているのである。

 

さて、物の購入時に感じるストレスについて、資料には3つが上がっている。

その中でも、情報の錯綜により良いものが見極められないという「情報選択ストレス」は、物の購入時に限らず、絶えず情報に触れている私たちが常に感じていることと同じだろう。

ひとたびインターネットに繋がると、そこではさまざまな意見を持つ大勢の人が情報を提供している。その中で「自分にとってベストな情報」だけ、を得るのは困難だ。だからこそのキュレーションなのだ。

 

今、様々なSNSやサイトで「自分にとってベストな情報」を厳選するためのサービスが取り入れられている。世界の流れを知りたい人や、広い守備範囲を持つ研究者などだったら、幅広く情報を得る必要があるだろう。しかし、一般人にはそんな必要はない。

 

だからこそキュレーションのサービスは人々にとってかなり必要なものだと思う。 

 

情報の信憑性は、影響力や知名度などが左右する時代。

キュレーションのサービスは必要だが、

そこにこそ人々の情報リテラシーが試されるであろう。

 

以上。

スマートフォンの普及と課題

情報リテラシー論第5回

 

ガラパゴス携帯からスマートフォンに移り変わりかなりいろんな事が変わった。

 

キャリアOSを利用してたのが、AppleiOSに変わりandroidも生まれた。

因みに日本ではiPhoneの人気が強く、携帯電話業界にいち早く参入したのが、SoftBankが契約したiPhoneだった。

 

世界的なシェアをみるとandroidの方が人気が強いの事。

androidGoogleが買収した会社だとは知らなかった。

Googleはいろんな会社を買収し、力をつけていったのであろう。

因みにandroidのアプリには審査が無いそうだ。だから、インストールしたり、アプリからのスマホ本体へのアクセスを許可したりすることで、個人情報が抜かれる可能性があるらしい。気をつけよう。

 

PC時代とスマホ時代で3大キーワードがある。

PC時代は「いつでも、どこでも、誰とでも」

スマホ時代は「今だけ、ここだけ、あなただけ」

 

まさにネット上のコミュニケーションが進化した事を表しているコピーである。

 

世の中には、PCのみで検索されるキーワードと、スマホのみで検索されるキーワードがある。

スマホは音声入力が可能なため、話し言葉での検索はスマホのみとなるのは、

言葉からユーザーの年代も特定できそうだ。

 

今回の授業では、アプリやホームページの表示、スマホ本体のデザインについてもいくつか触れられた。また、企業が行うスマホ依存への対策も紹介された。これからものを作るときはそういった配慮も必要だなと改めて感じた。

 

以上。

ソーシャルメディアの台頭

情報リテラシー論第4回

 

2008年にアメリカのオバマ元大統領が選挙活動にTwitterを使ったのが話題となった。

実際のところオバマさん本人ではなく、彼の秘書がツイートしていたようだ。

そのときに認証済みアカウントのマークができたらしい。

他にもTwitterアカウントを持っている政治家は多くいる。

今や職業や生活状況に関わらず、老若男女、Twitterアカウントを持って世界中に自分が打ち込んだ言葉を届けることができる。時代はこんなにも変わったのだ。

Twitterの最大の特徴は、匿名性であることだろう。

つまり顔出しの状態では言うのが憚られることでも言えてしまう。

その点Facebookは逆だ。実名で検索できる。

日本で流行っているものといったらLINEである。

無料で使えるLINEは、メールや電話の代わりの連絡手段として利用している人が多いのではないだろうか。LINEにもTwitterFacebookのように公式アカウントなるものがある。

メールや電話と比較してみる。大きな違いは、メッセージに既読の表示が出ることか。

このLINEができたきっかけは3.11をきっかけにつくられたらしい。

 

これこそSNSの最大の武器であり、我々人間のためのツールだと感じた。

 

以上。

 

検索エンジンの変遷と進化

情報リテラシー論第3回

 

検索エンジンにはいくつか種類があるが、日本でのシェア1位はYahoo!。

 

他の検索エンジンとの違いはカテゴリ検索だ。

そのカテゴリ検索も、7つくらいある選択肢から当てはまるものを選んでいくものであったが、

現在はそのカテゴリ検索のサービスは終了。

7つの選択肢から選んで目的の情報を得るのには手間がかかり、

探せるサイトの数にも限界があるからだ。

 

しかしカテゴリにサイトを登録させることの利点もあったようだ。

あるサイトの運営者がYahoo!にお金を払いカテゴリ登録してもらうと、検索結果の上の方に優先的にそのサイトが表示される仕組みをつくっていたのだ。Yahoo!はそのお金のおかげで、無料で検索エンジンのサービスを提供できたわけだ。

 

そのサービスがなくなった今、Yahoo!がどのようにお金を得ているかというと、検索結果に今度は、提携したNAVERまとめや広告を挟み込んでいる。実は Yahoo!Googleは検索業務提携を結んでおり、検索結果は全く同じなのだが、Googleの検索結果に比べ、Yahoo!は関連サービスが多く入っていて見辛いのである。

しかし日本では、Yahoo!利用者が1番多いのだ。その理由として、日本人は幕の内弁当が好きだからなんて言う人も居るらしい。Yahoo!のトップ画面には「ホームページに設定する」というボタンもあり、特にPCにあまり詳しくない人々の間で「いろんな情報が載っていて良い」とポータルサイトとして流行ったのだ。

そんな大量の情報に接している日本人だからこそ、情報リテラシー論を学ぶ必要があるとよこたんが言っていた。カテゴリ検索特化型から始まったがそのサービスを終了してしまったYahoo!の辿った歴史は、ここhttp://archive.org/web/ でみることができる。 

日本では支持されているYahoo!だが、世界的に見ると、Googleがシェア75%以上を占めている。(GoogleiPhoneのブラウザの初期設定の検索エンジンに設定してもらいシェアを拡大するために、年に1兆円払っているそうだ。それでも儲かるのだからすごい。大企業は規模が違う。)

日本は、Googleより Yahoo!ユーザーが多かったり、Facebookより Twitterが流行ったり、Androidより iPhoneが売れたり、ガラケーが発達したり、そういった傾向をガラケー文化というらしい。

日本の検索エンジンシェア2位のGoogleは、キーワード検索でページを見つける。

 

Googleも無料でサービスを提供するために、広告を検索結果に掲載している。驚くことに、Googleの売り上げの96%は広告から得ているのだ。

 

広告の掲載位置は「広告ランク」というもので決まる。広告を一回クリックしたときの単価と何回クリックされたかを掛け合わせた値で、Googleがより高い収入を得られる順番に上から並ぶのだ。

他にもGoogleのキーワード検索の際の検索順位にも、ある決め方がある。

  • 検索したキーワードが含まれているか→[ページ名やページ内にキーワードがあるかということ。]
  • キーワード検索したユーザーにマッチしているか→[情報の多さや濃さが程よいかということだ。例えば『プリン』を検索したとき、『プリン』の3文字がひたすら繰り返し書いてあるだけのページが出てきたら、いくらキーワードがたくさん含まれている。]
  • サイトを訪問したユーザーが満足するか→[辿り着きやすさや滞在時間から、満足度を測るということ。]

この3点だ。これらを踏まえた、検索エンジン最適化、すなわちSEO対策と呼ばれるものは、企業では重要視されているようだ。

 

検索エンジンの発達や様々な電子機器の誕生で、人々の脳が記憶する方法が変わってきているそうだ。便利な道具を使えば知りたいことがすぐにわかるため、その物事自体を覚えるのではなく、記録媒体を覚えるようになるというのだ。つまり、記憶力がいいことより、情報リテラシーが高いことの方が、重要になってきているということだ。

 

以上。

インターネット概論と歴史

講義第2回。

 

スクリーンに年表が出てきた。10年前、2008年。15歳、はじめてケータイを持った頃だ。

INFORBAR 2。彼女と喧嘩した時に折ったのである。

2007〜2008年のところに、スマートフォン誕生って書いてある。

今やスマホを持ってない若者の方が少ない。

1995年はWindows95の発売によって、インターネットが流行語になった。

大ニュース3連発の1995年は、かなり日本が動いた年だったのだろうなと。

95年だから自分が生まれた3年前か。

家はずっとmacだったのでwindowsは記憶にない。

世界へ公開された初のウェブサイトは、ハイパーリンクを貼り付けた文字だけのページだったらしい。青い文字をクリックするだけで、世界中のページと繋がっている。

今となっては普通に感じるけれど、当時初めてこの仕組みに触れた人はさぞ驚いたことだろう。

 

世界の人口76億人

電気が使える人62億人。

ネット人口40億人。

日本の人口1億人。

電気が使えない人が14億人いる。

 

今は回線速度、そしてトラフィックが増加しているらしい。将来は8K映像になるらしい。 

http://www.internetlivestats.com が紹介された。

日本ではTwitterが人気だが、世界的にはFacebookユーザーのほうが大分多い。

よこたんのこぼれ話によると、五輪のエンブレムをさのった事件があったためにこの造形大学に情報リテラシーの授業ができたらしい。

 

お次はマスメディアとの関係についてだ。テレビやラジオは総務省の免許制。

だが、ネットで見られるもの・発信できるものはそこまでお金がかからない上に、簡単に個人が公開・閲覧可能だから広まったのか。確かにわざわざお金をかけて買うほどだと思えない。

でもスマホもまだない頃、パソコンをネットに接続すると使用時間によって料金が発生する頃までは、むしろ購読料を払って新聞を取った方が得たい情報を得られたのかもしれない。その頃はネットの料金も、テレビのゴールデンタイムをわざわざ外して料金を安くしていたらしい。

現代人が1日に得る情報量は、江戸時代の人1人が一生(40〜50年)で得る情報量にほぼ等しいらしい。

 

こんなにも情報が溢れる世の中で毎日選択を迫られ、

そして'意思'を問われている時代に私達は暮らしているのだった。

以上。